包茎の種類ごとに違う!治療の必要性やその実態

仮性包茎は必ず手術が必要な症状ではない

包茎と聞くと必ず手術による治療が必要というイメージを持っている人はいますが、必ずしも包茎だからとして治療や手術が必要というわけではありません。
まず包茎の種類の1つとして仮性包茎がありますが、症状の特徴に余った包皮自体が自分自身で簡単に剥く事が出来るという点です。
普段は包皮に包まれていますが、自分で向く事ができるので性交も含めて支障なく行う事が出来ます。
そのため仮性包茎だからといって必ず手術等の治療を行う必要はなく、そのままの状態でも問題なく生活を送る事が可能です。
ただし仮性包茎は包皮が多く余っている事で、亀頭部分が露出されていない状態になります。
湿っている状態になりやすく、雑菌が増殖しやすく感染症などのリスクが高いのも特徴の1つです。
極力余った包皮は剥いた状態を維持するようにし、亀頭を露出して乾燥させることで清潔な状態を極力保つように工夫することも必要な症状といえます。

真性包茎やカントン包茎は適切な治療が大切

包茎の種類として真性包茎やカントン包茎がありますが、これらの2つの症状は適切な治療が必要な症状といえます。
真性包茎の場合は包皮が完全に亀頭を覆い隠してしまっている状態のため、成長の妨げになるリスクが高いです。
そのため先が細い状態の生殖器になる事も多く、衛生面でも良い状態を保つ事が難しくなります。
カスがたまりやすく臭いの原因にもなり、このままの状態では性交も出来ないので適切な治療が必要です。
カントン包茎の場合は包皮口自体が狭いのが特徴であり、包皮を剥いた時に亀頭の根元自体を締めつけてしまう症状の1つです。
包皮を向いた状態から戻らなくなったり、締め付けによって生殖器自体を壊死させてしまう可能性もあります。
カントン包茎の場合は適切な手術を行う事で、正常な状態に戻す治療が必要です。
真性包茎もカントン包茎も自然に治癒する事はないので、適切な医療機関で早目に治療をする事が望ましい症状といえます。

まとめ

包茎といっても様々な種類があり、症状にも個人差があるのが特徴となります。
仮性包茎のように必ず手術が必要ではない症状もあれば、カントン包茎や真性包茎のように直ぐに治療が必要な状態もあります。
包茎自体はデリケートな問題ではありますが、1人で悩まずに専門の医療機関で早目に相談し治療をする事が大切です。
包茎の症状に合わせて適切な治療を行う事で、病気のリスクなども含めて改善する事ができより安心して生活を送る事に繋がります。